涙道手術


Tears

涙の経路

涙は目頭にある涙点から涙小管、涙嚢へと流れ、そこから鼻涙管を通って鼻腔へ吸収されます。
この流れが閉塞すると涙が多くなったり、ばい菌感染の原因になります。

涙の経路閉塞に伴う疾患:流涙症、涙嚢炎

涙の経路が閉塞することにより、以下の症状や疾患がおこりやすくなります。

流涙症

涙の通り道が狭窄、閉塞することでいつも涙があふれる、多い、といった症状が起こります。

急性涙嚢炎

涙の通り道が閉塞し、そこに強いばい菌が感染することで発症します。強い腫れや痛みを伴います。
点眼や内服治療で感染を沈静化させることが出来ますが、後述の慢性涙嚢炎に移行することが多いです。
また急性涙嚢炎を繰り返し再発することも稀ではありません。

慢性涙嚢炎

涙の通り道が閉塞し、菌が住み着いた状態です。めやにや涙が多くなります。また急に腫れてしまう(急性涙嚢炎)ことがあります。
点眼や内服治療、定期的な洗浄で、ある程度めやにをへらすことは出来ますが、それだけでは完全に治すことは難しい状態です。

治療

当院ではこれらの疾患に対し、涙嚢鼻腔吻合術を行っております。これは、涙の通り道を鼻腔につなげる手術で治癒率が高いのが特徴です。手術成績向上のためにシリコンチューブを挿入し1~2ヶ月間留置します。局所麻酔で1~2時間程度の手術です(患者さんや病気の状態によって異なります)。
手術の当日は眼帯をします。鼻の中につめものをし、一週間で全部抜去します。抜糸は、一週間後に行います。

手術翌日に一度受診していただき、最初の1週間は2~3回、1週間後からは週1回の通院としています。

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